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平成30年度 家政科だより

(6)平成30年  8月28日(火)   家政科 体験入学

8月28日(火)家政科体験入学に、3名の中学生が参加してくれました。

まずは、家政科の紹介を聞いてもらいます。
入学前の科選択に悩む中学生のために、普通科と比較しながら
家政科の教育課程や授業の特徴などを説明しました。

生徒の「生の声」を中学生に聞いてもらうために、授業紹介は在校生が行いました。
苦労話を交えながらも、最後には「それでも成長できた。達成感があった」と
力強く家政科の魅力を語ってくれました。





体験授業は、「食物分野」と「被服分野」の2部構成です。
高校生が中心となって中学生に説明・師範できるように、
担当教員と練習やシュミレーションを重ねて準備してきました。


まずは食物分野「りんごのカップケーキ」の調理です。

緊張している中学生に対して優しく声掛けしながら、
次の作業を見据えてテキパキと立ち回る高校生の姿は、
中学生にまぶしく見えたのでは…と思います。




特に、最難所である「りんごの皮むき」を慣れた手つきで師範し、
恐る恐る包丁を扱う中学生に対して、危なくない手つきをアドバイスする姿には、
家政科生としての成長を感じました。

  



次に、被服分野「巾着づくり」です。
被服検定の4級でも求められる「なみ縫い」「まつり縫い」などの技法を用いて布端の始末をし、
刺繍やアップリケで装飾をして巾着に仕立てます。

なみ縫いは、手縫いの基本として中学校でも経験があるようでしたが、
「指ぬき」を使って連続でなみ縫いを行う「運針」は、高校生にとっても難しいものです。
師範担当の3年生も、昨年の被服検定4級受検時に猛練習をし、習得しました。

  


布端の始末が終わると、装飾のデザインを考え、刺しゅう・アップリケをします。
個性が発揮されるこういった活動は、家政科の醍醐味だと思います。


  


個性豊かな巾着が完成しました。




被服の授業中に焼きあがったカップケーキと、巾着をお土産にして、体験入学の終了です。
中学生にとって、進路決定の参考になったでしょうか。


毎年感じることですが、中学生に家政科のことを知ってもらうこの「体験入学」という機会は、
高校生にとっても、家政科の一員としての自覚をもちたくさんのことを学ぶよい機会だと感じています。

今回の経験が、残りの高校生活を充実したものにするきっかけになることを期待しています。





(5)平成30年  7月27日(金)   全国高等学校家庭クラブ研究発表大会

7月26日・27日に、東京都の文京シビックホールで開催された『全国高等学校家庭クラブ研究発表大会』に、2年家政科の2名がスタッフとして参加しました。



学校家庭クラブ活動とは、高校生全員が学ぶ家庭科の学習内容の発展として、自分たちで生活課題を見つけ創意工夫しながら実践を重ね、課題解決を目指す
、実践的・体験的な活動であり、今回の全国大会では、全国の高校生の活動内容が展示や研究発表、物品販売などの形で公開されました。

        

    

今回私たちは大会運営スタッフとして、全国からの大会参加者を“おもてなしする側”としての参加です。最初は緊張した面持ちの生徒たちでしたが、周りをよく見て、他の高校の生徒たちとも協力しながら、円滑に業務にあたっていました。



同じ高校生の研究発表や展示物、スタッフワークから、多くの刺激を受けました。この経験を、2学期以降の自分たちの活動にどのように生かし、どんな発展を遂げるのでしょうか。これからのステップアップに期待です!



本大会への参加にあたって、御尽力、御協力をいただいた、全国高等学校家庭クラブ連盟や保護者の皆様をはじめ、関係する多くの皆様に深く感謝申し上げます。





(4)平成30年  6月27日(水)   3年家政科「調理」~お弁当調理~
 
3年生家政科の「調理」の授業では4月から今まで3か月かけて、「お弁当調理」に取り組んできました。
 
4つの食品群の摂取量の目安を参考に、バランスを整えながら献立を考えました。また、彩りを良くするためにナムルに人参を入れたり、煮物の芋をさつまいもにしたり、工夫を凝らしました。

 
2回の試作を経て、本番調理。
お弁当のメニューは、
・おにぎり
・煮物
・鮭の照り焼き
・卵焼き
・ナムル
・果物
この6品を、60分以内に作ります。時間を気にしながらも、丁寧に作業を進めていきます。
    

試作を重ねるごとに作業効率も、お弁当の完成度も格段に良くなりました。反省と実践を繰り返し、積み重ねてきた努力の成果だと思います.


 
4月当初、「誰にお弁当を作ってあげたい?」と尋ねたところ、迷わず「お母さん。普段お弁当をつくってもらっているお返しをしたい」とのこと。お母さんの喜ぶ顔を想像しながら取り組んだお弁当調理でした。


(3)平成30年  6月26日(火)   3年家政科「ファッション造形基礎」 ~シャツブラウス製作~
 
「ファッション造形基礎」では、2年次に被服検定4級(基礎縫い技術の習得)・3級(ハーフパンツの製作)を受検し、
3年次では、受検は任意ですが被服検定2級に相当する技術習得のためにシャツブラウスを製作しています。


ハーフパンツがたった3種類・5枚のパーツで出来上がるのに対し、シャツブラウスは8種類・12枚パーツを縫い合わせます。
制服として毎日着用し見慣れているはずのシャツがこんなにも多くのパーツで構成されていることを、
生徒は製作してみて初めて気づいた様子でした。

まずは、その構成を理解すること・手順を理解することが求められます。

また、カーブや細かなパーツの縫い合わせも多いため、手順の理解だけでなく待ち針うちやミシン操作の技術も
高いものが求められ、しるし通りに縫えずに縫い直すこともしばしばありました。


しるし通りに縫うために、間隔を狭くたくさんの待ち針で固定します


シャツが形になった後、仕上げとしてボタンホールをあけてボタンをつけます。
ボタンホールのかがり縫いは針目が細かいので、ほどくことになったときに布を傷めてしまいます。
失敗ができない作業だけに、慎重に練習を繰り返します。


何度も練習!



いよいよシャツにボタンホールを…緊張。


無事、ノーミスでボタンホール完了!シャツブラウスが完成しました。


三宅島の夏空を映したようなきれいな水色のシャツです。

2学期からは自由製作に入ります。
これまでに習得したスキルや手順書を読み解く力を存分に発揮し、
お気に入りの1着を作りたいと思います。





(2)平成30年  5月17日(木)   2年家政科「子どもの発達と保育」 ~絵本作り~
 
「子どもの発達と保育」の授業で、絵本作りを行いました。テーマは「好きな絵本の第2弾を作ろう」。
図書室にある絵本の中から自分の好きな本を一冊選び、「自分が作者になってこの絵本の第2弾を出版するとしたら、
どんな本にするだろう?」を、カタチにしました。
 
その前の授業で、絵本にはまだ言葉が分からない時期から楽しめる、絵とリズム感のある言葉で展開される絵本や、
言葉を覚えた子どもたちの想像力をくすぐるような、物語を楽しむ絵本など、様々な絵本があることを学んだ生徒たち。
改めて図書室の絵本を読み比べ、絵本の奥深さに興味を持った様子でした。
 
生徒にとって、選んだ絵本の世界観をいかに表現するかが大きな課題となりました。
悩みながらも、絵本を様々な角度から何度も読み直したり、ページをじっと観察したりしながら、何度も下書きを繰り返していました。
絵本の雰囲気、色の使い方、絵と言葉の使い方、ページの使い方、物語の行方など、ひとつひとつの作者のメッセージを感じ取りながら
自分なりに、子どもたちへのメッセージを絵本にこめる生徒たちの表情は、真剣でありながら、とても楽しそうでした。


  


 
完成させた作品は、9月23日に行われる三高祭にて、家庭科の展示として皆様にもご覧いただける予定です。
生徒たちがどんな絵本を選び、どのような絵本を作り上げたのか。ぜひ、ご来場の上、お手に取ってご覧いただけたら幸いです。お楽しみに!
  






(1)
平成30年  5月7日(火)   
2年家政科「食品」 ~あんこ・桜の葉の塩漬け・桜餅実習~
  
これまでの授業で仕込んだあんこ・桜の葉の塩漬けを使用して、関東風桜餅と関西風桜餅作りを行いました。


 あんこの実習 桜の葉の塩漬けの実習

  
 やわらかくなるまで煮た小豆を、すりこぎで潰します。     すり潰したら、さらしで絞ってさらしあんに。

  
     砂糖を混ぜて、こしあんの完成!          高校の農場で採った八重桜の葉。塩漬けにします。



 桜餅の実習(関東風・関西風)

  
 自分たちで作ったあんこ・生地・桜の葉の塩漬けを        関東風・関西風2種類の桜餅が完成しました。
 組み合わせていきます。



 4回の実習を通して一から桜餅作りを経験し、食品の貯蔵方法から菓子作りの面白さまで、沢山の経験をすることができました。
これからも実習は盛りだくさん。1年間で確かな知識と技術を身につけられるよう、頑張っていきましょう。
 
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