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平成29年度 家政科だより

【7】平成29年10月29日(日)   公開講座~親子で身体にやさしいお菓子づくり~

 公開講座として親子で身体にやさしいお菓子づくりを開催し、小学生親子が5組と家政科の生徒達が手伝いで参加してくれました。

 第1回目はハロウィンのお菓子。

   

   
 
 文化祭時に家政科で製作販売した2種のパイのうち、かぼちゃを使用した「かぼちゃパイ」を作ることにしました。
パイ生地には農場で摘んだ明日葉をペーストにして練り込み、かぼちゃは農業科の生産品をいただきました。
作り方を4回に分けデモンストレーション、その後各親子で協力し作業をしてもらいました。
成形しオーブンに入れ焼いている間に材料紹介を行いました。
 
<小麦粉> 輸入品が多く、ポストハーベスト(収穫後に農薬を散布すること)の問題があるため、今回は国産の小麦粉を使用、また小麦の表皮
     も粉にした全粒粉は栄養価が高いので生地の材料に加えたことを説明しました。
<砂 糖> 1日に摂取してよい量は10gで、ジュースには多くの砂糖が含まれているので注意が必要です。
      精製された白砂糖は身体を冷やすことや、砂糖の食べ過ぎによる様々な害についての説明しました。
      今回はミネラル分が残っている茶色のてんさい糖を使用したことを説明しました。
<油 脂> 動物性のバターと植物性のなたね油について説明しました。
      バターは牛が出す牛乳から出来ていて、もともとは子牛のための飲みものです。
      それを人間がいただいているので、感謝をしていただく重要性について伝えました。
      なたね油は製造工程で溶剤抽出法と圧搾法の2種類に大別され、前者は石油系の溶剤を使用し人工的に油を抽出、後者は昔ながら
     の製法、今回はこの圧搾法の油を使用しました。
      今回のパイの油脂は小学生でも扱いやすいようになたね油のみで作りました。

 その後、焼きたてパイでティータイムを挟み、ハロウィンについての説明をしました。
残ったパイはそれぞれ持ち帰り、冷凍すればひんやりパイに。

 家政科の生徒達は親ごさん達の手際の良さに関心、感動していました。
子ども達との交流も楽しく、達成感を味わえたようです。

 お菓子作りを通して、親子・高校生との交流、作る楽しさを感じてもらえたら、また材料の選択や健康のことも考えるきっかけになったら嬉しいですね。

<いただいた感想より>
 おいしくできたので、うれしかったです。
 きじをこねる時がとても楽しかったです。
 家でもつくれたらつくりたいです。
 普段使用しない材料(国産小麦、全粒粉、てんさい糖、なたね油)を使って食べてみて味と体に良いことを知り、使ってみたいと思った。
 勉強になりました。
 ティータイムも楽しかったです。
 いろいろなことが学べて楽しかった。

 ご参加いただいたた皆様、どうもありがとうございました。

 第2回はクリスマスのお菓子、また楽しく作っていきたいと思います。
 



 




【6】平成29年10月1日(日)   「子どもの発達と保育」 文化祭でのキッズルーム 

 先日掲載いたしました、家政科だより「文化祭」に続いて、文化祭で実施した「三高キッズルーム」について、より詳しくお伝えします。

 このキッズルームの企画は、2年家政科「子どもの発達と保育」の授業の中で発案され、生徒自らが計画から実施までを行いました。
イベントとして時間限定で行い、紙に描かれたTシャツをデザインする設定で、野菜のスタンプを押して作品を作ります。

 企画の目的は、次の通りです。
(1)来場してくれた子どもたちが楽しめるイベントや装飾を行うこと
(2)子どもたちが遊んだあと、自然に使ったものを片づけらるような環境を作り上げること
特に(2)の目的には、生徒の半年間の学びが凝縮したものとなりました。
 
 文化祭当日、野菜スタンプのイベントで使用された机に、このような写真が貼られていたのをお気づきでしたか?

  

 これは、生徒が1学期に行った保育園でのインターンシップの経験をもとに考案されたアイディアで、当日はイベントに参加した子どもの
年齢に合わせて「もし片付け方が分からなくなっちゃったら、目の前にお手本があるから見てみてね。」と、声をかけていました。
 
 また、片付けのし易さに関しては他にも、「赤色の台紙の上に置いてある野菜は、赤色の絵の具につけてスタンプをし、赤色の台紙に戻す」
といった、色と遊び~片付けをリンクさせたり、ルール説明をする時の表情や身振り手振りなども合わせて工夫をしました。


 当日使用した野菜は、見慣れた野菜・そうではない野菜を混ぜて使ってみる、スタンプを押したときに驚きや発見がある、など
子どもたちの興味を引き出すような野菜を使用することに決め、「オクラ」「チンゲン菜」「はす」を選びました。
特にオクラとチンゲン菜は、断面の意外性と可愛さに「えー!」「かわいい!」との声が親子で発せられていました。

なお、野菜はできるだけ端の部分を使ったり、切り落とした部分は家に持ち帰って料理に使うなど、エコな視点も意識されています。


≪「三高キッズルーム」について 生徒の感想より≫
 子どもが好き、という気持ちからイベントを企画し、計画してきましたが、当日までの道のりは大変なこともいくつかありました。
まず、イベントを行うに当たって、子どもたちに楽しんでもらえるだけでなく、安全性の確保など色々な視点から深く考える必要があることに
気づき、自分の知識不足と計画から実施するまでの大変さを実感しました。
 当日は準備の段階から緊張をしていましたが、焦りながらも思ったように子どもたちと接することができ、自信になりました。
初対面のでも、子どもたちから話しかけてくれることもあり、気持ちが楽になったと同時に、子どもってすごいなぁと思いました。
 このイベントを行い、「子どもが好き」という気持ちは大事だけれど、それだけでは足りないことに気づかされました。
将来保育の仕事に携わるためにも、もっともっと知識をつけていこう思います。



 キッズルームの企画から実施を通して、学びを深めた半年間。残り半年も、充実した半年間にしていきましょう!


【5】平成29年10月1日(日)   文化祭 

 三高祭にて、家政科販売・家政科展示を行いました。

<家政科展示>
 家政科の学びを保護者の方や中学生および島民の皆様に知ってもらうために、
生徒の作品・レポート等の展示を行いました。

(1)被服系
  3年生は昨年の文化祭以降に仕上がった「シャツブラウス」や、今年度の授業『ファッション造形基礎(3年)』で製作している
 個人作品のうち、完成したものを展示しました。現在製作途中のものも、1月の合同作品展には出展予定です。
 また、3年間の成長を「作品集」という形で1冊のファイルにまとめました。
  2年生は、昨年度『家庭総合』で製作したエプロンと、今年度の授業『ファッション造形基礎(2年)』で実施した
 被服検定4級の成果を展示しました。

(2)保育系
  3年生は、2年生の時に学んだ「子どもの発達と保育」の授業で あそび についてまとめたものを展示しました。
  2年生は、「子どもの発達と保育」の授業で行っている「理想の保育園作り」についての展示として、
 授業の成果と「三高キッズルーム」の紹介を行いました。


(3)食物系
  2年『生活産業基礎』の授業では、文化祭飲食団体として販売物の立案・大量調理・広報活動や会計処理等の店舗経営を学びます。
 その様子を「文化祭までのみちのり」としてまとめ、展示しました。『フードデザイン』では、日本の行事の中から好きなものを選び、
 由来、関連した食べ物等調べ、まとめたものを展示しました。 また、『食品』では、食品群とその特徴、加工品を実習を交えて
 学んでいます。豆類で小豆を使ってあんを作ったり、 農場の栗拾いをして甘露煮を作ったりしました。 
 保存性を高めるために甘味料をたくさん加えます。その甘味料について調べ、まとめたものを展示しました。
  3年生は『調理』で、食物調理実技検定2級の実技に取り組みました。17歳高校生女子の通学用弁当を献立作成から材料準備、
 調理まで各自行ったものを展示しました。

 
    

    


<飲食販売>
 今年度も有志団体~家政科’s~として、飲食販売を行いました。
2・3年生を中心に計画・立案をし、1年生も含めて家政科総出で大量調理・販売に臨みました。

 今年の商品は「ひんやり三角パイ」。
明日葉生地×かぼちゃ餡と、プレーン生地×りんご餡の2種類を1袋につめて販売しました。

  

  

今年も200食完売しました。お買い上げいただいた皆様ありがとうございます。


<キッズルーム>
  「子どもの発達と保育」の授業にて、「三高キッズルーム」と題し、“野菜スタンプ”のイベントを実施しました。
当日は1時間のイベントに、2歳~小学生まで20名ほどのお子様にご参加いただくことができました。
皆様のご協力、誠にありがとうございました。
 





【4】平成29年7月28日(金)   中学生の家政科体験入学

 調理実習の体験ではおかず蒸しパンを作りました。
説明が終わると、早速実習です。  

 
 
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 



 家政科の先輩達が助手に付き、見守られながら、まずは計量から。
包丁を使っておそるおそる具を切って準備します。
     

完成しました。
 
 
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
 今回の調理の体験授業は「課題研究」という授業の中で3年生が考えました。
週4時間のうち2時間を使い、3年家政科皆での取り組みとして、地域や学校に学んだ事を生かし何か出来ないか考えました。
その時に出たのが小中学生に料理を教えるというアイデアでした。
そして、今回の体験授業の内容を考えることに。
中学生に実際に実習してもらうものから考えました。
 当日の作業には計量、片付けはもちろん、包丁を使うことを入れたくて、具入りの蒸しパンを考えました。
材料は身体にも地球にもやさしいものを選び購入しました。
明日葉は敷地内で摘み、人参、玉ねぎは農業科の生産品です。
配布するレシピ、材料紹介のプリント作成、材料の準備、当日のタイムスケジュールまで考えました。
当日は1.2年家政科もスタッフとして参加してくれました。
 
       
   
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 中学生には楽しみながら学んでもらえたようです。
家政科の皆さん、喜んでもらえて頑張った甲斐がありましたね。



被服分野の体験授業では、家庭科検定4級の体験として、手縫いを用いたポーチ製作を行いました。

先輩から縫い方を教わり、少しずつ針を進めます。
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手縫いをアップリケに組み合わせてデザイン。           中学生が片づけをしている間、先輩がミシンがけを行います。
こだわりどころです。


時間の都合上アップリケは家に帰ってから貼り付けることとなりましたが、手縫いとミシン縫いを組み合わせてポーチを完成させることができました。


 
 
体験授業を終えて
手縫いに苦戦する中学生に、「自分も初めは苦労したな~」と懐かしい表情を浮かべていた高校生。
「手縫いのやり方は理解していても、いざ教えるとなるとどう教えたらいいか悩んでしまった。人に教えるって難しいんですね。」との感想も。
中学生に家政科のことを知ってもらうだけでなく、高校生にとっても、学びの詰まった体験入学となったようです。




【3】平成29年6月7日(水)   3年家政科「調理」


17歳高校生女子(自分)のお弁当実習を行い、振り返りをしました。

 50分間、ガスコンロは1台で、栄養バランスを考え、指定の食品は肉類、指定の調理は煮物を必ず入れることとしました。
決められたルールの中でそれぞれが献立を考え実際に作って試食し、手直しを加え今回が3回目で最後のお弁当実習でした。
最初に作った時は何から手をつけていいかわからずに、だいぶ時間がオーバーしていましたが、今回は手順も良く時間内に完成させることができました。

 生徒の感想より
  献立を立ててみて、大変だけれど、頭で味や見た目を想像するという作業はとても楽しく、またやりたいと思った。
食品群のバランスを普段考えていないのでとても勉強になった。
私のことを考えて、毎日お弁当を作ってくれる母に感謝したいと思う。
   
   
さて、自分で作ったお弁当を持って登校という日が増えるでしょうか・・。






【2】平成29年5月26日(金)   1年家政科「家庭総合」


4月から「保育」について学んできた1年生。この日は、妊婦体験に取り組みました。

   
 「仰向けで寝ようとすると、おなかの重みで倒れそう!」          「洗濯槽の下の方のものを取るのは大変」


日常生活の体験の一つとして、マテニティー服の着脱も行いました。
今回使用したマタニティー服は、出産経験のあるお母さまが使っていたものをお貸しいただきました。

   
       「生地がやわらかくて、履きやすい!」           「ワンピースは着脱が簡単。屈まなくていいのが嬉しい~」

妊婦を体験してみて、生徒からは

「おなかが重くて立っているだけで大変だった。電車で妊婦さんを見かけたら、席を譲りたいと思った。」
「何をするにも、転ぶんじゃないかと不安になった。妊婦さんがそんな気持ちでいるなんて知らなかった。」
「照れくさいけど、お母さんに『大変な思いをして産んでくれてありがとう』と伝えたい。」

など、様々な思いが語られました。

今回の妊婦体験を通して、座学だけでは学ぶことのできないたくさんの気づきを得ることができたようです。


 



 【1】平成29年4月26日(水)   3年家政科「ファッション造形基礎」

 
 
2年「ファッション造形基礎」2学期から継続して製作してきたシャツが完成しました!
それまでに製作経験のあるエプロンやハーフパンツと比較すると、格段に難易度も作業量も増した作品作りでしたが、生徒たちは細部にこだわりながら根気よく製作に取り組みました。


   
作業中のこまめなアイロンは美しい作品作りの基本。             前立てとポケット口を別布で仕立て、アクセントに。

    
時には、より美しく仕上げるために、リッパーでほどくことも。        ボタン付け糸を赤色にして、さらにポップに。



シャツ製作は、生徒が輪番で先生役を務めながら授業を進めました。
先生役として事前に教員と予習を行い、授業時に他の生徒に向けて説明をするという活動を通して、製作のコツや手順についてより理解が深まったように感じます。
   

5月からは各々がそれぞれの作品作りに臨みます。
細部にこだわる楽しさやシャツづくりで習得したスキルを次の作品作りに生かして、楽しく作品作りをしたいと思います。




  
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